「カゼノミナモト」     p.4

どこから探したらよいか迷いながら歩いていると
天空魚の泳ぐ区域に出た。
「どちらへ行きなさる?」
「風の源へ。ご存知ですか?」
「それは難儀だねぇ」
風の色を映した桃色の群れは、悠然と空を泳いでいる。
彼らは全てを知っているのかもしれない。
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