blogのつぶやきから      

― 雪が冷たい理由 ―

今もどこかで誰かが生まれ
そして今この瞬間にも
誰かが空へ昇って行く。
どんなに喜んでも
どんなに悲しんでも、
帰らないかけがえのないもの。
それがたとえ僕の知らない場所で
僕の知らない人たちの話であっても、
知ってしまったときの痛みは同じ。
思い出したように見上げた空からは
白いしろい空の涙。
淋しくなるねって伝言を乗せて、
手のひらで溶けた。



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