午前中見上げた空に伸びていた 白い飛行機雲。 東から西へ、見る間に消えた。 「午後は曇りそうね」 彼女が言った。 仕事を終え街を歩きだした僕の見上げた空は、 彼女の言うとおり雲が広がっていた。 僕の横を 彼女が微笑みながら追い抜いていった。
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